SEOに最適なテキスト量についての考え方

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「テキスト量が多いページほどSEO効果がある」なんて、SEO記事や話を聞いたことはありませんか?

上記のツイートのように、特に根拠も無く数千位以上の文字数だと順位があがりやすいと思っている人が多くいます。
まず結論から話すと、「テキストの量を増やすと順位が上がる」といった考え方は間違いです。

ですから闇雲に文字数を増やしたページを作成しても1位にはなりません。
かといって文字数が少ないページが1位に表示されているかというと、そういうわけでもありません。

では、SEOに優れたテキスト量は何文字なのか?
答えは作成するページによって最適なテキスト量は違うのです。

10文字のテキスト量が最適とされることもあれば、1万文字以上の長文ページが最適とされる場合があります。
つまり「この文字数でページを書けば正解!」といったことはありません。

以下は、検索キーワード別に1位に表示されるページの文字数を調査した表です。

検索キーワード 1位サイトの文字数
平成何年 10文字
CPAとは 88文字
クロームおすすめアドオン 6,498文字
コンテンツマーケティング 11,391文字

たった10文字で1位に表示されているページもあれば、1万文字以上のページが1位に表示されているキーワードもありテキスト量は様々です。

この結果からみても解るように、必ずしも長文のページが1位表示されているわけではありません。

Googleは、以下のアルゴリズムを用いて、検索上位に表示するサイトを決定しています。

Googleの検索アルゴリズムでサイトのコンテンツがクエリに密接に関連していると判断されると、そのクエリに対し、サイトが上位にランクされます。
Google 検索の仕組み – Search Console ヘルプより

ページのテキスト量が何文字であろうと、検索キーワードとの密接度(親和性)が高いと判断されたページが上位に表示されます

裏を返えせば、検索キーワードと親和性の高いページを意図的に作成できるようになれば、どんなページも1位に表示できます。

本ページでは、検索キーワードと親和性の高いページの作成方法と、1位に表示されているページの文字数を調査した結果を紹介します。

テキスト量が多いページほどSEOの評価が高くなるアルゴリズムはGoogleには存在しない

結論から話すと、Googleには長文のページを高く評価する検索アルゴリズムは存在しません。

これは、2016年の7月に行われたアメリカの「Google Webmasters Hangout」にて、Googleのウェブマスター・アナリストのジョン・ミューラーの発言により明らかになりました。

※ウェブマスター・アナリストとは、ウェブ担当者からの質問への回答やアドバイスをするGoogleの社員

Googleには、「ページ内の単語数が100語以下の場合は低い評価をする。200語から500語までの間の単語が使われていたらGood。500語以上の単語と、多くの画像が使われているページには最高の評価をする」といった検索アルゴリズムは存在しない。そんなことGoogleは見てはいない。

Googleはページ全体をみて評価をしている。「他のサイトとより優れているか?」「ユーザーの検索意図に答えている内容か?」を評価の基準にしている。それらが適っているのであれば、文章の長さや画像の量は気にしなくてよい。

この動画でジョン・ミューラーは、以下の2つのポイントをみて、Googleはページ全体の評価をつけていると発言しています。

  • 他のサイトより優れているか?
  • ユーザーの検索意図に答えた内容か?

2つの評価ポイントは、Googleがガイドラインやフォーラムなどを通して、以前から繰り返し発信している内容です。

以下にて詳しく紹介します。

Googleが求める「他のサイトより優れたページ」の定義

他のサイトより優れたページとは、Search Console ヘルプ独自性・価値・魅力を持ったページであると明記されています。
以下にてページの独自性・価値・魅力を紹介します。

独自性のあるページとは
競合サイトには存在しない独自のコンテンツ内容
価値の高いページとは
価値のあるページとは誰かから支持を得ている
インターネット上での支持とは、被リンクを多く獲得していること
魅力的なコンテンツとは
Googleが収集したデータをもとに、クリック率が高いタイトルやユーザーニーズが高いと予想されるコンテンツに評価を与える
2016年時点ではGoogleはページ別にクリック率や滞在時間を参照していない

これらの内容を踏襲して、Googleは昔からブレることなく「良質なコンテンツを作成しなさい」と言い続けています。

以下は、太字の部分がGoogleが提唱する良質なコンテンツで、良質なコンテンツを判断するための検索アルゴリズムを紹介します。

あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
国交省や公的機関、権威者の論文など、権威性の高いサイトの情報を引用することで、信頼性が高い情報と判断
この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか? それとも素人によるものか?
2017年現在では、素人が書いた記事か、専門化が書いた記事なのかを判断するアルゴリズムは存在しない
ただし、専門化が書いた記事であれば、文中に専門用語が出現するとGoogleは解釈している
ターゲットキーワードに対しての専門用語・周辺語句はEntity(エンティティ)と呼ばれる概念を利用して判断している
サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
Googleが重複コンテンツを見破るアルゴリズムは実装済み

例えば、47都道府県ページを個別に作成して、地名以外の文章は全て同じ場合など該当
誘導ページ(Doorway Page)とされるサイトの実例
出展:Google ウェブマスター向け公式ブログ: 誘導ページ(Doorway Page)はガイドライン違反です

他にも、正規URLを使用されていないと重複判定を受ける可能性があります

例)https://○○○/がオリジナルURLで以下のドメインでアクセスできる場合の対処法
http://○○○/△△.html
└301リダイレクト設定、rel=”canonical”タグの追加、Search Consoleへのドメイン追加登録を行う

https://○○○/index.html
└301リダイレクトを設定

https://www.○○○/
└301リダイレクトとサーチコンソールで使用するドメインの設定(www の有無)を行う

https://○○○/?=△△△△△
└動的に自動生成されるページに対してrel=”canonical”タグの追加、もしくはSearch ConsoleでURLパラメーター設定を行う

あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?
Googleは2014年に、ウェブマスター向け公式ブログにてHTTPS をランキング シグナルに使用することを発表
この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
誤字脱字はもちろん、ユーザーのタイピングミスによる検索からの集客を狙わない(ページに記載しない)
例)
Yahoo!→やほお
Youtube→ようつべ
引越し→hikkoshiなど
タイピングミスによる検索テキストを意図的にページに入れる
このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
ターゲットキーワードや関連キーワードを過剰に使って意味の無いテキストで作成されたコンテンツをつくらない
最悪の場合、キーワードスタッフィングとして低品質なコンテンツとしての評価を受ける

キーワードスタッフィングとは、Webページの中に関係や意味のないキーワードを詰め込むことをいいます。

stuffingとは、詰め込むという意味で、検索エンジンからスパム行為とされ、ペナルティを課せられる可能性があるため、SEO対策上好ましくありません。

出展:SEO対策 キーワード辞典より

この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
コンテンツ内容の重複率、独自性で判定
同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
コンテンツ内容の重複率、独自性で判定
コンテンツはきちんと品質管理されているか?
コンテンツの品質管理とは、ページの更新頻度や最終更新日をみて判断している
Googleはページのインデックス日や更新日はタイムスタンプとしてデータを保持しています特にYMYL(Your Money or Your Life)と呼ばれる、お金や生活に対するトピックに対して高く重み付けされています
以下のようなページが該当
・為替のページで過去の円相場が表示されている
・医療保険を説明するページで法改正前の記事が書かれている
この記事は物事の両面をとらえているか?
自社や取引先の商品に対してポジティブな意見だけでなく、ネガティブな意見も公開して、ユーザーの意思決定プロセスにおいて正しい判断ができるコンテンツを作成が良いとしている
しかし、ネガティブ、ポジティブに対してのスコアリングアルゴリズムは今のところ未実装と思われる口コミやディスカッションコンテンツを、ユーザーが自由に発言できるコンテンツとGoogleが捉えている可能性もある
このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
第一人者による情報発信は、業界関係者に印象される形で被リンクがされ、権威性の高いページとして認識される
つまり被リンクと記事の公開日で権威者の特定は可能
以下は、被リンクとコンテンツが引用されるまでの図解
例)学会で最新医療の論文を発表した後に、業界関係者からの引用や被リンクが付くまで
第一人者が書いた記事に対してリンクが付く図解
コンテンツが外注などにより量産されている
エンティティの網羅性、コンテンツ内容を重複率をTF-IDF法(英文)などのアルゴリズムで判定
多くのサイトにコンテンツが分散されている
競合サイトとのコンテンツの重複率を算出するアルゴリズムで判定可能
健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?
情報の正確性が高い専門化の記事を引用、最新の情報にアップデートされているかを更新日で判定
(Googleは、ページが初めてインデックスされた日時と更新された日時のデータを保持しているため)コンテンツベクトルの類似性が高い複数のサイトが更新している中、あなたのサイトが更新されていないのであれば、最新情報ではないと判断するアルゴリズムが存在していてもおかしくない例えば、
薬事法の改正を扱っているページに対して
新たに法改正がされた日以降に更新がされていない
サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
被リンク数と、コンテンツの引用先と本数のアルゴリズムで判定可能
記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされているか?
エンティティのアルゴリズムで判定可能
記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
類似性の高いコンテンツを扱う競合サイトとの重複率を算出するアルゴリズムで判定可能
ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
被リンク数をアルゴリズムで判定可能
記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
広告の設置量はページレイアウトアルゴリズムで判定可能
記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクオリティか?
該当するアルゴリズムは無い
記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?
エンティティで判定可能
ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
ページレイアウトアルゴリズムで判定可能
Googleは多くの言いまわしを用いていますが、結局のところ良質なコンテンツとは、以下5つを満たしているページを指します。
  • 競合サイトとの重複率が低い
  • 多くの被リンクを獲得している
  • 定期的にページを更新している
  • 権威性の高いサイトの引用・発リンクをしている
  • エンティティの網羅性が高い

注意点は、競合サイトとの重複率を下げるため、ウソや信憑性の低い内容など記載しないことです。
誤解を招く内容や、攻撃的、低品質なコンテンツはフェイクニュースと呼ばれています。

Googleは「利用可能な最も信頼できるソースにもとづく、関連性の高い情報にユーザーがアクセスできるようにする」ことを目標としており、4/26にGoogle 検索における最新の品質向上についての記事で、フェイクニュースをはじめとした低品質なコンテンツが上位表示されている現状を改善するため、本格的に身を乗り出しました。

直近ではありませんが今後、記事の真偽に対して高い精度で判定できるアルゴリズムの開発されるかもしれません。
長期的な視野をもってSEOに取り組み、ユーザーの為になる独自性の高いコンテンツを作成するようにしましょう。

次は、ジョン・ミューラーがページの評価基準として答えた、もうひとつのポイント「ユーザーの検索意図に答えた内容か?」について紹介します。

検索意図に答えているコンテンツは、結果的にSEOに最適なテキスト量を満たしている

ジョン・ミューラーが答えた「ユーザーの検索意図に答えた内容」とは、ユーザーの検索ニーズを100%満たす内容であるかということです。

例えば、以下は「平成何年」と検索したひとの検索ニーズです。

  • 今日が平成何年か知りたい
  • すぐに知りたい

以下は検索1位のページです。

出展:何年.jp

ページを開いてすぐにユーザーの検索ニーズである「今日が平成何年か」わかるページ構成で作られています。

ページのレイアウトもユーザーの検索ニーズを汲み取った形で作られています。

  • ユーザーニーズにあたるメインコンテンツが最も大きい
  • メインコンテンツの回りにしっかり余白が設けられている
  • メインコンテンツと背景色の明度を十分につけて見やすい

ユーザーの検索ニーズに応えるテキストは太字、斜体、下線、フォントを大きくすることで、通常のテキストより重要度を上げる検索アルゴリズムがあることは、Googlenマット・カッツ以下の動画で証言しています。

また、Googleの創始者であるセルゲイ・ブリンとラリー・ペイジが、検索エンジンを作成する上で作成した論文「The Anatomy of a Large-Scale Hypertextual Web Search Engine」にも太字と大文字を通常のテキストとは異なる扱い(レベルを上げて)で処理する内容が書かれています。

ちなみに以下は「平成何年」で2位に表示されているサイトのキャプチャです。

出展:https://yonelabo.com

検索2位のサイトは、「平成何年かの計算方法」や「平成何年対象表」など余計な要素が多く、ユーザーが知りたい「今は平成何年か?」に答える文字が小さく、十分な余白も設けられていません。

フォントカラーを赤にして大文字にしていますが、他の情報と扱いのレベルに大きな差はありません。

 

Googleはユーザーが求めている情報を、大きく見やすくすることを古くから推奨しており、検索アルゴリズムにも組み込まれています。

強調: サイズ、色、対比、空白の活用などにより、アクションを呼び起こす要素を強調します。
Inside AdSense : ユーザー エクスペリエンスの 5 原則 パート 2

このように、ユーザーが知りたいコンテンツを見やすくする事も、SEOにおいて競合優位性の構築に繋がります。
検索順位を上げるためには、コンテンツや被リンクだけではなく、デザイン面にも気を配ったページを作成しましょう!

検索ニーズを読み取り、ページを作成する方法

ユーザーの検索意図を読み取るとは、検索に何を求めているかコンテキストを把握することです。

コンテキストとは、「文脈」や「背景」「前後関係」といった意味を持ちます。
コンテンツ作成の観点からみたコンテキストとは、検索するに至ったユーザーの背景(状況)と、どのような情報が見たくて(欲求を持って)検索クエリを入力したかを読み取ることを指します。
今回はツールを利用して、実例を交えてコンテキストを読み解く方法を紹介します。

「口内炎 治し方」をターゲットキーワードとして、順を追って説明します。

1.サジェストワードの調査ツールを利用する

まず検索ニーズは、サジェストキーワードを取得して把握します。

<サジェストキーワードとは>

インターネットのサーチエンジンで、検索した文字列に関連の深い語句を逐次予測して表示する機能。米国グーグル社のサーチエンジンではオートコンプリートといい、語句の候補を、他の利用者の検索語句や同社のデータベースから機械的に抽出して表示している。予測表示機能。検索予測機能。検索候補機能。
サジェスト機能(サジェストキノウ)とは – コトバンクより

サジェストとは、検索窓の入力した文字以降で、よく入力されている検索候補を表示する機能です。

以下は「テント+おすすめ」まで文字を入力すると、表示されるサジェストキーワードです。

Googleの検索窓でサジェストキーワードが表示されていることを紹介する画像

「テント おすすめ」まで入力したあとに、よく入力されている「登山」や「簡単」「ソロ」などのキーワードが表示されています。

サジェストキーワードを見ることで、ターゲットキーワードの検索ニーズが可視化できます。
「テント おすすめ」のサジェストから、以下のような検索ニーズが把握できます。

  • 2017年の最新情報を知りたい
  • 登山におすすめのテント(ソロ用のニーズが多いかも)を知りたい
  • ソロ用(登山のニーズが多いかも)のおすすめテントを知りたい
  • 簡単に立てられるおすすめのテントが知りたい(公園用、登山用、ソロ用のニーズが考えられる)

サジェストキーワードは、無料のツールを使用して、サジェストで現れるすべてのキーワード候補が取得できます。

それでは、サジェストツールの使い方を説明します。

Keyword Toolを開きます。

②ツールの検索窓にターゲットキーワードを入力して、虫眼鏡マークの検索ボタンをクリックします。

サジェスト検索ツールの検索窓に調査したいキーワードを入力している画像

③検索ボタンをクリックすると、サジェストキーワードが一覧で表示されます。

サジェストキーワード候補が一覧で表示されている画像

「口内炎 治し方」のサジェストキーワードは116候補がヒットしました。

④次に「Copy all」ボタンをクリックして、サジェスト候補をすべてコピーします。(コピーした文字列は以下の作業にて使用します)

サジェストキーワードの一覧を一括でダンロードできるボタンがある場所を示した画像

サジェストキーワードツールで行う作業はここまでです。

次はこのサジェストで候補として取得したキーワードの定量化作業をします。

2.検索ニーズをキーワードプランナーで定量化する

次にサジェスト候補として抽出した、キーワードの検索ニーズをキーワードプランナーで定量化します。
定量化することで、ユーザーが最も知りたい内容が把握できます。

定量化の方法は、サジェストキーワードの月間平均検索ボリュームを検索するだけです。
<月間平均検索ボリュームとは>

月間平均検索ボリューム: 指定したターゲット設定と期間で、キーワードとその類似パターンが検索された平均回数です。デフォルトでは、12 か月間の平均検索数が表示されます。
キーワード プランナー: 検索ボリュームの概要 – AdWords ヘルプ

月間平均検索ボリュームは、キーワードごとにひと月のうちに検索されるおおよその回数はわかります。
サジェストキーワード候補が複数存在するキーワードの場合、月間平均検索ボリュームが多いキーワードほど検索ニーズが高く、ユーザーが知りたい情報であると判断できます。

例えば「単身パック 冷蔵庫」のサジェストは7キーワードの候補が表示されます。

  • 単身パック 冷蔵庫 洗濯機
  • ヤマト 単身パック 冷蔵庫
  • 引越し 単身パック 冷蔵庫
  • クロネコ 単身パック 冷蔵庫
  • クロネコヤマト 単身パック 冷蔵庫
  • 単身パック 冷蔵庫 梱包
  • 日通 単身パック 冷蔵庫

検索ボリュームを調べてみると以下の結果となりました。

  • 単身パック 冷蔵庫 洗濯機:検索ボリューム20回
  • ヤマト 単身パック 冷蔵庫:検索ボリューム10回
  • 引越し 単身パック 冷蔵庫:検索ボリューム10回
  • クロネコ 単身パック 冷蔵庫:検索ボリューム0回
  • クロネコヤマト 単身パック 冷蔵庫:検索ボリューム0回
  • 単身パック 冷蔵庫 梱包:検索ボリューム0回
  • 日通 単身パック 冷蔵庫:検索ボリューム0回

この結果から、「単身パック 冷蔵庫」で検索する多くの人が、以下の内容に対する答えを知りたいことが数値として把握できます。

  • 単身パックで冷蔵庫と洗濯機を一緒に運べるか知りたい
  • ヤマトの単身パックで冷蔵庫が運べるか知りたい
  • 単身パックで冷蔵庫が運べるか知りたい

サジェスト候補が少ないキーワードでしたら、全てのキーワードに対して答えるページを作成するのもありです。
しかし、キーワード候補が10を超える場合や、ひとつのページに全てのサジェストに対しての回答をすると主題がブレてしまう場合には、どのキーワードニーズについての文章を書くのか数字をもとに判断します。

このようにサジェストキーワードを定量化することで、検索ニーズの把握や、コンテンツのプランニング材料として役立てることができます。


それでは作業の方法について説明します。
①Keyword Toolにてサジェスト候補をコピーしたら、キーワードプランナーを開きます。

<キーワードプランナーとは>

キーワード プランナーは、新しい検索ネットワーク キャンペーンの作成や、既存のキャンペーンの見直しに役立つ無料の AdWords ツールです。キーワードや広告グループの候補を検索して、キーワードの掲載結果の予測を確認できるほか、複数のキーワードを組み合わせて新しいキーワードを作成することもできます。また、広告掲載に必要な入札単価や予算を見極める際にも役立ちます。
キーワード プランナーについて – AdWords ヘルプ

②ページ右上の「ログイン」ボタンを押します。
※Googleアカウント(gmailなど)でログインできます。

キーワードプランナーに配置されたログインボタンの場所を示した画像

③ログインしたら、「フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索」をクリックして枠(アコーディオン)を開きます。

④以下の赤枠線内にサジェストツールでコピーしたテキストをペーストします。

サジェストキーワードをペーストする場所を示した画像

赤枠線内に100以上のキーワードを入力すると以下の確認が表示されます。
「検索ボリュームを取得」を選択します。

⑤確認画面が出ない場合は、以下の「候補を取得」ボタンをクリックします。

⑥入力したキーワードの以下のページに遷移します。

⑦赤枠の部分に、検索したキーワードの月間検索ボリュームが表示されています。

月間平均検索ボリュームが掲載されている場所を示した画像

⑧この検索結果は「ダウンロード」ボタンからエクセルファイルを出力できます。

キーワードプランナーから検索ボリュームをエクセルでダウンロードできるボタンの場所を示した画像

「口内炎 治し方」のサジェストキーワードの月間平均検索ボリュームを調査した結果は以下でした。

サジェストキーワード候補数:118
月間平均検索ボリュームがついていたキーワード数:36
(残りのキーワードの検索ボリュームは0でした)

<月間平均検索ボリュームが多かったキーワードTOP20>
口内炎 治し方 ためしてガッテン 1000
口内炎 治し方 塩 480
口内炎 治し方 舌 390
口内炎 治し方 噛んだ 320
口内炎 治し方 即効 260
口内炎 治し方 唇 260
口内炎 治し方 食べ物 110
口内炎 治し方 歯茎 90
口内炎 治し方 子供 70
口内炎 上あご 治し方 50
口内炎 治し方 はちみつ 50
口内炎 治し方 ビタミン 40
口内炎 血豆 治し方 30
口内炎 治し方 薬 20
口内炎 治し方 食事 20
口内炎 舌 炎 治し方 20
妊娠 中 口内炎 治し方 10
口内炎 ヘルペス 治し方 10
口内炎 ひどい 治し方 10
口内炎 治し方 イソジン 10

次は、定量化したサジェストキーワードを参考に、競合優位性が高く、ユーザーの検索ニーズに応えたコンテンツの作り方を紹介します。

3.定量化したサジェストキーワードをもとにコンテンツ内容を決める

冒頭でジョン・ミューラーは「ユーザーの検索意図に応えたページ内容」がGoogleから評価をうけるページと紹介しました。

定量化したサジェストキーワードの結果を見て「ためしてガッテンで紹介した口内炎の治し方を特集した記事を作成しよう!」と考えている方はミスリードです。

その検索ニーズを持ったひとは、ためしてガッテンの公式サイトにアクセスしたい人ですので、専用の記事として取り上げる必要はありません。(独自性の観点でも作る意味はありません)

ページの内容は、ターゲットキーワードで検索したユーザーのコンテキストを読みとり、作成する必要があります。
「口内炎 治し方」に対してのコンテキストは以下が考えられます。

  • できれば早く完治させたい
  • 口内炎ができた場所に対して有効な治療方法を知りたい
  • 治す方法をいくつか知りたいわけじゃない
  • 自分ができる治し方で最も治療効果が高い方法を知りたい
  • 子供・妊婦のように状況に応じてのニーズも存在する

これらの内容をうまく情報整理して記事に起こすことで、治療方法についてダラダラと説明している競合ページに対して優位性が構築できます。

また、口内炎をはじめとする負の症状や病気は、できれば2度と発症したくないとユーザーは潜在ニーズを抱えています。
効果的な治し方を紹介した後に、予防方法を紹介する事で、ユーザーの顕在ニーズと潜在ニーズのどちらも満たした高品質なページが作成できます。

自分が検索する立場になったとき、「どんな情報が見たいか?」ユーザー目線に立ち、ユーザーの検索意図を紐解いてみるのも良いでしょう。

テキスト量と月間平均検索ボリュームとの相関性を調査した結果

記事系コンテンツが1位に表示されているキーワードで、1位のページの文字数を調査しました。
以下は、月間平均検索ボリュームと文字数をプロットした表です。

検索ボリュームと1位のページのテキスト量をプロットした表

245キーワードを対象として調査しました。
プロットした表を見ると、3,000文字~7,000がボリュームゾーンです。

今回「SEO」「コンテンツマーケティング」「アフィリエイト」「転職」「FX」「金融」「カードローン」「引越し」関連のキーワードを対象としました。

○○とは、など辞書系のキーワードを対象にしていたら、テキスト量は少ない結果となっていたはずです。

以下は、検索ボリューム別の1位表示されているページの平均テキスト数です。

月間平均検索ボリューム 平均文字数
10~999 3,823
1,000~3,999 5,309
4,000~6,999 5,223
7,000~9,999 6,794
10,000~ 7,251

表をみると検索ボリュームと文字数には相関関係がありました。
検索ボリュームが多くなるにつれて、ページの文字数が増加しています。

おそらく、検索ボリュームが大きくなるほど、検索意図を多く含むようになり、それに答えるだけのコンテンツを必要とするためです。

以下の検索キーワードを例に説明しましょう。

ニキビ 治し方
検索ボリューム:880
検索キーワードではニキビができた場所を特定できないため、体の様々な場所にできたニキビの治し方を説明
赤ニキビ 治し方
検索ボリューム:10
赤ニキビの治し方を説明

つまり、具体的な内容を含んだ検索キーワードほどニーズが把握しやすく、ピンポイントで説明すればよいため、結果的にページの文字数は少なくなるのです。

また、今回の調査では500文字以下のページはありませんでした。
「500文字のページは1位に表示されない」のではなく、「500文字では今回対象としたキーワードの検索ニーズに十分答えられない」と、すぐに文字数に置き換えるのではなく、常に検索意図を満たす視点でSEOを考える脳に切り替えましょう。

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