SEOとは?初心者が対策を始める前に最低限知っておくべき8つのポイント

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「SEOとはどんなもので、取り組むメリットは?」

「SEOをやりたいと思っているけど、何をすればいいのだろう?」

なんとなくSEOのことは理解しているけれども、SEOについて人に説明できるほどはわからない人も多いのではないでしょうか?

 

SEOは、リスティング広告やDSP(ディスプレイネットワーク)をはじめとした、Webマーケティングのひとつです。

ウェブサイトをはじめ、ECサイトやブログ、アフィリエイトサイトなど種別を問わず、SEOに成功するとビジネスを成長させる大きな助けになります。

例えば、求人サイトを運営するリブセンスはSEOに成功したことで、売上を飛躍的に伸ばし東証マザーズに上場できたほどです。

 

今回はSEOの実施を検討している人に向けて、SEOのメリットや対策の方法など紹介します。

SEOとは

SEO(エスイーオー)とは「Search Engine Optimization」の略で、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」を意味します。

Google、Yahoo!、Bingなどの検索エンジンの検索結果ページで上位に表示させ、サイトのアクセス数を増やすことが目的になります。

 

検索結果ページの順位は、検索エンジンが独自のアルゴリズムを用いてサイトを採点して、得点(スコア)の高いサイトから順番に表示します。

Googleアルゴリズムがサイトを評価している画像

最も評価の高いサイトが1位、100番目の得点がつけられたサイトは100位といった具合に表示されます。

SEOでは、検索エンジンの採点アルゴリズムから高いスコアを獲得できるように対策を行い、上位表示を目指します。

SEOを取り組む意味

SEOはビジネスの成長を助け、ビジネスのKGI(最重要目標)達成に役立ちます。

SEOに成功(検索上位に表示されアクセスがアップ)すると、以下のメリットが得られます。

  • サイト価値の向上
  • 自社商材のオーダー数が増加
  • DSPの売り上げ増加
  • アフィリエイト広告の売り上げ上昇
  • 純広告の掲載料金を上げられる

検索の上位にサイトが表示されアクセスが集まると、媒体としての資産価値が生まれます。

サイトM&Aサイトで、検索結果からのアクセス数が多いサイトは、1千万円以上の金額で販売されています。

また、サイトへのアクセス数が多くなることで、商品やサービスの購入・依頼数と広告収入の増加にも繋がります。

 

検索順位は上位ほどアクセスが多く獲得できる

検索結果の順位は、上位に表示されるほどアクセス数が多くなります。

以下は、検索順位別の平均CTR(クリック率)です。

順位別のCTRグラフ

CTRの参照:NetBooster

1位のCTRは19%と最も高く、順位が低くなるにつれてCTRは減少します。

GoogleとBingで、ユーザーの視線を追跡するアイトラッキング調査の結果でも、検索上位にユーザーの目線が集中していることがわかります。

(アイトラッキングは注視した時間が長い場所ほど色が濃くなります:赤>黄色>緑)

GoogleとBingの検索結果のアイトラッキングデータ

出典:GFK

 

CTRの差はサイトの収益性に大きな影響を与えます。

例えば月に1万回、検索されるキーワードの順位別アクセス数は以下になります。

月間検索回数が1万回あるキーワードにおける順位別のアクセス数

1位と2位のアクセス数の差は月間で400弱、1位と10位では1,700開きが生じます。

例えば、サイトで扱っている商材へのCVR(登録率)が10%で、1商材あたりの売り上げが5,000円だった場合では、順位ごとの売上件数/金額は以下になります。

  • 1位 : 193件/965,000円
  • 2位 : 150件/750,000円
  • 3位 : 114件/570,000円
  • 4位 : 86件/430,000円
  • 5位 : 72件/360,000円
  • 6位 : 58件/290,000円
  • 7位 : 46件/230,000円
  • 8位 : 39件/195,000円
  • 9位 : 33件/165,000円
  • 10位 : 28件/140,000円

1位と2位の売上金額の差は20万弱、1位と10位との差は80万程度と収益性に大きな差がでます。

このように、検索結果の順位が高いほどサイトの収益性も向上します。

ある程度の下層ページがあるサイトはすぐにでもSEOを実施すべき

ある程度のページ数が存在する既存サイトに対してSEOを実施すると多くの場合順位が上昇します。

 

Googleなどの検索エンジンは、良質なコンテンツを検索上位に表示します。

良質なコンテンツとは、ユーザーの知りたいことや疑問といった検索インテント(意図)に回答をしたページのことです。

検索エンジンは、ユーザーが最も満足するであろう良質なコンテンツであるかをAI(人工知能)などの高い技術を用いて判断しています。

 

がしかし、検索エンジンは、高度ではありますが完璧ではありません。

 

たとえ誰が見ても良質なコンテンツであったとしても、検索エンジンが理解できなければ低い評価を受けます。

例えば、「ニキビの治し方」について素晴らしい内容が書かれたページのタイトルが「犬をしつける方法」と記述されていたら、検索エンジンから正当な評価が得られません。

 

SEOを実施していないサイトは、誤ったサイト構成やHTML構文などが使われていることが多くあります。

検索エンジンがサイトを理解しやすい構成に変更することで、検索エンジンからの評価が上がり順位が上昇します。

SEOを実施する方法と金額

SEOを実施する方法は大きく2つあります。

  • 自分・自社で実施する
  • SEOコンサル会社に依頼する

自分でSEOを行う場合には、基本的な知識はSEOを専門としたブログから学ぶことができます。

<おすすめのSEOブログ>

さらに知りたい人はコチラ:SEOの基礎からトレンドまで網羅できるSEOブログ16選

 

基本的な対策をサイトに実装するだけ順位が大きく上がるケースもあります。

 

ただし、自分で勉強した人の多くが知識をつけることなく途中で挫折しています。

理由は、専門用語が多くて意味がわからないためです。

 

専門用語の意味を調べるためにググって、またその専門用語の意味がわからずググる、、

永遠とも思える検索作業を繰り返しながら基礎知識を固めていきます。

ある程度の時間や、熱意がないと自分で勉強するのは難しい側面があります。

 

一方で、短期間で大きな成果が欲しい、学習意欲が低い、SEOに割り当てるだけの工数が確保できない場合などは、SEOコンサル会社に依頼すると良いでしょう。

ただし、ひとくちにSEOのコンサル会社といっても、各社のレベル感や料金体形は様々です。コンサル会社の中には、順位が全く上がらない、レベルの低い会社も存在します。(名前を良く耳にする大手の会社も例外ではありません)

<主なSEOコンサル会社>

会社選びは、サイト規模が同じようなサイトを運営している知り合いからの口コミをもとにするなど、実績ベースで判断するとよいでしょう。

 

SEOコンサル会社に依頼するメリットは、プロによる対策ができることはもちろんですが、セカンドオピニオン的な使い方をして自身の知識を高めることにも役立ちます。

初めはコンサル会社と依頼をして、必要な知識がついてきたら自分でSEOをやるなんて流れもアリだと思います。

SEOにかかる料金

自力でSEOを行う場合、人件費を無視するとお金をかけなくても実施できます。

コンサル会社に依頼する場合の料金はピンキリで、安い会社は数万円程度で、高い会社は数千万円かかる場合もあります。

 

必ずしもコンサル会社に依頼しなければ、1位を獲得できない訳ではありません。

取り組み方を問わず、検索エンジンから高い評価が得られればサイトの順位は上昇します。

つまりSEOは、たとえ個人のブログであっても大手企業が運営するサイトに勝つことも可能です。

実際にそういった個人のサイトは数多く存在します。

SEOの具体的な対策内容

SEOの対策は大きく二つに分けられます。

内部対策
運営するサイトを検索エンジンから高く評価されるように最適化する作業。具体的な対策内容としては、HTMLマークアップの最適化や、サイトのリンク構造、ページに検索エンジンから評価が得られるキーワードの配置など
外部対策
外部のサイトから、自サイトに対して被リンクが設置されるように働きかける取り組み。具体的な取り組み内容は、他サイトのオーナーに自サイトに対してのリンク設置の依頼や、バズる記事やお役立ちコンテンツを作成して被リンクを獲得するなど

対策する順序は内部対策から着手して、外部対策も徐々に実施するイメージです。

なぜなら、内部対策は自社内の作業で完結しますが、外部対策は第3者からリンクを集めなければならないため自分ではコントロールできず時間が掛かるためです。

 

また、外部対策はとても高い効果と、即効性(早く順位が上がる)があります。

内部対策は、基本の対策はもちろん、専門性を深めて細かく丁寧に実施することで、外部対策にも負けない効果を生み出せますが、順位があがるまで時間が掛かります。

とはいえSEOは、どちらもバランスよく実施して成功を収めることが、上位表示への近道です。

SEOとSEMの違い

SEMとは「Search engine marketing」の略で、検索エンジンで行われるマーケティング手法の総称です。

SEMは、以下のマーケティング手法が含まれた言葉です。

  • SEO
  • リスティング広告

つまり、SEOはSEMのプロモーション手段のなかのひとつです。

リスティング広告とは

検索エンジン(Yahoo!やGoogleなど)でユーザーがあるキーワードで検索した時に、その検索結果に連動して表示される広告の事です。

引用:LISKUL

リスティング広告は、検索結果ページに表示される広告枠にサイトを出稿して、ウェブサイトのプロモーションを行う、課金型の広告手法です。

検索結果ページには、リスティング広告とSEO用のサイトが表示されます。

検索結果におけるSEMサイトとSEOサイトの表示場所の違い

ふたつの広告手法の違いは以下です。

  • SEO:検索エンジンから評価の高いサイトが上位表示される
  • リスティング広告:出稿料金が高いサイトが上位表示される

SEOは検索順位をあげるまで時間がかかりますが、リスィティング広告は出稿したその日から検索結果に表示されます。

SEOとリスティング広告はSEMですが、全く別物と考えてよいでしょう。

まとめ

SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」を意味するインターネットのプロモーション手法です。

最適化の対象とする検索エンジンはGoogleです。

なぜなら、Yahoo!は2011年からGoogleの検索技術を利用しているため、GoogleとYahoo!は同じ検索ランキングが表示されます。

Bingは利用者が少ないため、ボリュームゾーンであるGoogleがSEOの対象となるのです。

日本の検索エンジンのシェア

データ参照:アウンコンサルティング

 

Googleの検索結果ページに表示されるサイトの順番は、独自のアルゴリズムをもとにランキングしています。

アルゴリズムから高く評価されたサイトが検索上位に表示されます。

SEOでは、Googleの順位アルゴリズムから高い評価(もしくはマイナスの評価を受けないよう)を獲得するために、サイトの構成やコンテンツの内容の最適化作業や、他サイトからのリンクの獲得を目標に対策を進めます。

 

SEOはリスティング広告と異なり、Googleにお金を支払っても検索上位には表示されません。

つまり、検索の上位に表示させるための費用は必要ないのです。

対策に成功すると、無料でアクセスを集めることができるためビジネスの成長に大きく貢献できます。

 

SEOは専門性を必要としますが、基本的な知識はブログで勉強できます。

基本的な対策をサイトに実装するだけでも順位が上昇することもあるので、時間がある方は試してみることをおすすめします。

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